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おトキさんの~こだわり着物日記~

リフォーム

帯芯に描いた隈取

まだ劇場で生歌舞伎は見れませんが、シネマ歌舞伎は上映しています。

今月は人気のあった「東海道中膝栗毛」の再演なので見に行く事にしました。

前にも舞台も見てるけどやっぱりこれは面白い。

歌舞伎見た事のない人でも楽しめる演目なので見た事のない友人と行きました。

ここで映画とは言え、歌舞伎舞台の映画化したものなので
やはりここは歌舞伎っぽいものを着て行きたいもの。

ところが袷の着物や帯は隈取模様やら、連獅子など歌舞伎模様のものが時々売っていますが、
本当に夏物では、絽や紗の歌舞伎模様の着物や帯はほとんど皆無と言っていい程ありません。

そこで考えて自分で作ってみる事にしました。

と言っても一から作るのではなくリフォームを兼ねてできれば言う事はありません。

元の画像を写しておかなかったのが残念ですが、
お太鼓に赤い花を描いた若い頃の随分古い紗の名古屋帯。
大きなシミもついているし捨てる予定のものだったのですが、
これを利用して夏用の歌舞伎柄の帯を作ってみようと思いました。

捨てるつもりだったので失敗しても良いのですから

まずつけ帯にするのでここはすっぱり太鼓部分と胴を切り離しました。

太鼓も裏面はきれいな無地ですし、胴は柄のない部分を使えば好きな絵が描けます。

透ける紗なので中の帯芯に絵を描けば、特殊な染料や筆を使わなくても
布に書けるカラーペンやマジックを使って描いても元の紗を通してペンで描いた絵のようには見えないのです。

帯芯に描いた上の絵に元に紗の生地を重ねれば下図のように出来上がります。

お太鼓の方は薄めた墨でぼかしを入れて
墨で両側に紗の方にも描き、帯芯の絵が浮き上がるようにしました。

 

使ったのは手芸用品店で市販されている布に描けるカラーペンと墨汁だけです。

古い帯もゴミにならず、探しても見つからない夏用の隈取の帯もできてメデタ、メデタシ

評判は? もち上々! 「ブログに載せたら?」と言われおおせの通りに。

「絵が上手だからいいね」と言われたけど隈取模様のハンカチを見て描いただけなんだけど

「それができないのよ」と・・・

 

 

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